人物を取材するということ
このごろは、文章の仕事をいただいて取材へ伺うことがあります。
ずっとやりたかったかたち。
取材、文章、デザイン、イラスト、
全てに関わって地元の文化を伝える
これが、仕事として叶いつつあります。
(まだ水面下なので、世に出たらまたお知らせさせてください)
始めたばかりだからこそ感じている
忘れたくない感覚を綴ってみたいと思います。

取材先にて
「取材」
これは書き手にとっては、記事を構成する「素材」集め。
しかし
受ける側にとっては、
自分のことが何かに掲載されるなんて
滅多にない機会であることも多いです。
新聞やテレビの取材では
必ずしも取材対象に内容の確認をとらなくてもよいそうです。
でも、ほとんどの方が
「記事が出る前に一度見たい」
「いつどんな形で載るのか知りたい」
と希望していると思います。
わたしも取材を受ける側になったとき、
どう編集されるかわからなくて不安だなと感じたこともあります。
「自分だったらどう伝えてほしいか?」を誠実に考えるクセをつけたい。
可能なら世に出る前に相手方にお見せして
これじゃ困る、ここをもっと言いたい、に
寄り添って作り上げる姿勢でありたいです。
甘いし青いし理想論やけど…
これは自分がうまく伝えられなかった歯痒い経験から、
強く思っています。
以前、出版のことでいくつかメディア出演の機会をいただいたことがありました。
得意ではないけど、どれも貴重な体験です。
あるテレビ番組のインタビューでは
半日にわたる取材で、言いたいことを伝えきった満足感があったのですが、
使われたのは1〜2分で不本意なひとことが目立ってしまった…
なんて経験をしました。
本や地元ヘの想いをメインで話したつもりでしたが、
「お金がないと本って作れませんよね」と聞かれて
「お金がないと作れませんね」
と何気なく返した一言が
ばばん、とテロップ入りで出てしまったのです。
わたしは
「普通の主婦でもクラウドファンディングでお金を集めて出版できた」
という筋書きありき(たぶん)で
登場したのかな、と感じました。
メディアの反響というのは予想以上で、
出先で声をかけられたり、遠方の知人から連絡があったり
本の注文やデザインのお仕事に繋がることもありました。
いっぽう
「子育て中はみんな我慢してるのに、好きなことしてずるい」
「自分のやりたいことのためにお金を集めるなんて」
とか
「放送されます」と告知したことで
「テレビに出たくらいで自慢するな」
という声もありました。
取材では謙虚を心がけて想いを伝え切ったつもりでしたが、
言ったことも忘れていた「お金」というキーワードが使われたことで
嫌われてしまった方もいたかもしれません。
メディアに出ることはメリットもあれば
さまざまな評価を受けたり不満のぶつけ先にされるリスクもある。
その人にとっては一大事。
身をもって痛い思いもしたからこそ、
取材を受けて下さった方の伝えたい想いを汲んで、
世に出させてもらえるといいなと思います。
ほんとうは、
こんな気持ちが強いと、効率はめちゃくちゃ悪いです…
角度を変えたら「仕事出来ないヤツ」なのもわかっています。
ただ、未熟な、まだ慣れていない今だからこそ、
鮮やかに感じることができる「初心」だと信じて
これからも思い出して取材に向かえるように
ここにのこしておきます。

WEB通販も可能です。
お近くでも遠方でも、こちらからどうぞ。

たかんこ公式LINEアカウント
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全てに関わって地元の文化を伝える
これが、仕事として叶いつつあります。
(まだ水面下なので、世に出たらまたお知らせさせてください)
始めたばかりだからこそ感じている
忘れたくない感覚を綴ってみたいと思います。

取材先にて
「取材」
これは書き手にとっては、記事を構成する「素材」集め。
しかし
受ける側にとっては、
自分のことが何かに掲載されるなんて
滅多にない機会であることも多いです。
新聞やテレビの取材では
必ずしも取材対象に内容の確認をとらなくてもよいそうです。
でも、ほとんどの方が
「記事が出る前に一度見たい」
「いつどんな形で載るのか知りたい」
と希望していると思います。
わたしも取材を受ける側になったとき、
どう編集されるかわからなくて不安だなと感じたこともあります。
「自分だったらどう伝えてほしいか?」を誠実に考えるクセをつけたい。
可能なら世に出る前に相手方にお見せして
これじゃ困る、ここをもっと言いたい、に
寄り添って作り上げる姿勢でありたいです。
甘いし青いし理想論やけど…
これは自分がうまく伝えられなかった歯痒い経験から、
強く思っています。
以前、出版のことでいくつかメディア出演の機会をいただいたことがありました。
得意ではないけど、どれも貴重な体験です。
あるテレビ番組のインタビューでは
半日にわたる取材で、言いたいことを伝えきった満足感があったのですが、
使われたのは1〜2分で不本意なひとことが目立ってしまった…
なんて経験をしました。
本や地元ヘの想いをメインで話したつもりでしたが、
「お金がないと本って作れませんよね」と聞かれて
「お金がないと作れませんね」
と何気なく返した一言が
ばばん、とテロップ入りで出てしまったのです。
わたしは
「普通の主婦でもクラウドファンディングでお金を集めて出版できた」
という筋書きありき(たぶん)で
登場したのかな、と感じました。
メディアの反響というのは予想以上で、
出先で声をかけられたり、遠方の知人から連絡があったり
本の注文やデザインのお仕事に繋がることもありました。
いっぽう
「子育て中はみんな我慢してるのに、好きなことしてずるい」
「自分のやりたいことのためにお金を集めるなんて」
とか
「放送されます」と告知したことで
「テレビに出たくらいで自慢するな」
という声もありました。
取材では謙虚を心がけて想いを伝え切ったつもりでしたが、
言ったことも忘れていた「お金」というキーワードが使われたことで
嫌われてしまった方もいたかもしれません。
メディアに出ることはメリットもあれば
さまざまな評価を受けたり不満のぶつけ先にされるリスクもある。
その人にとっては一大事。
身をもって痛い思いもしたからこそ、
取材を受けて下さった方の伝えたい想いを汲んで、
世に出させてもらえるといいなと思います。
ほんとうは、
こんな気持ちが強いと、効率はめちゃくちゃ悪いです…
角度を変えたら「仕事出来ないヤツ」なのもわかっています。
ただ、未熟な、まだ慣れていない今だからこそ、
鮮やかに感じることができる「初心」だと信じて
これからも思い出して取材に向かえるように
ここにのこしておきます。

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