なくなっていくもの

たかんこ@アトリエプリーツ

2025年02月20日 10:36

飛騨牛乳さん解散、なんとかならんのでしょうか。
アトリエプリーツたかんこです。


なくなると知り愛しく思った時にはもう遅いこともあるんやさな。

映画館や文具店の時にも思い知ったことですが、
牛乳・乳製品は暮らしの一部で自分はもちろん、
これからのこどもたちが飛騨牛乳や飛騨コーヒーや飛騨ヨーグルトを身近に育っていけなくなってしまうのなら
それはとても大きく深刻なことです。

わたしに何かできればうれしいけど思いつかん。
パッケージデザイン経験はありますが、そんなもんいいであのデザインが残っていってほしい。


コーヒー苦手でも飛騨コーヒーなら飲めるの。


飛騨で「なくなったらどうしよう」と
ひそかに心配しとる唯一無二のものは、まだまだ、あります。
いつの間にかもうなかったというものも。

その1人だけ、その家族だけ、という小さな商いのかたちで
奇跡的に存在してくれているものは多いです。

昔話ですが
いちのみやさんの中華、がんがーらさんのピザ、あーまた食べたいなあと今でも思う。

そうやってなくなったり新しくなっていくものなのかもしれませんが、
続いてほしいと思うものがたくさんあります。





方言を調べとると、同じことを思うんやさな。
飛騨弁の失われ方は本当に急激です。

「ゆーて」「してもろて」なんて流行りの言い回しは使っても、
飛騨弁は「え、使わんし分からんし…」って引いてしまう若者も多いです。

祖父母と暮らしてない子が多いし、
飛騨弁のシャワーよりショート動画のシャワーを浴びて言葉を習得している子も多いです。
うちの子も標準語しゃべってみたり流行りの言い回しをしたり、しますよ。

ときどき読み聞かせなどの活動で、わざわざ紹介され触れるコンテンツ。
飛騨の子にとっての「飛騨弁」がそんな存在になりつつあるんかなぁ。


「ひだのしゃべりことば」を出版した時、
その若さで飛騨弁の何がわかるんや、とお叱りの声をいただいたことがありました。
今は、若い人から「そんな昔の言葉わからんし」という反応をもらうこともあります。

わたしが拙いながらも文字と絵にしてきた飛騨弁の場面たちは、
飛騨人の「あるある」から「過去あったものの記録」に
なっていくのかもしれんな。


たかんこインスタ @takanko.pleats ではときどき、
飛騨弁で「おはなしせんかよ」コーナーやりよーるでな、
誰でも気軽に遊びに来てな!




カードやチラシ1まい、イラストひとつからでも。
デザインを依頼したことがない方も。
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