エンジン02に参加しました

たかんこ@アトリエプリーツ

2023年09月26日 10:20

英語のお勉強続いとります(中1レベル)
アトリエプリーツたかんこです。


知のスペシャリストが集う講座

「エンジン02」に、参加しました。




1日目のオープニングシンポジウムと
2日目の講座2コマを受講しました。


オープニングシンポジウム
「文化の力でウェルビーイングってナンヤローネ」


日比野克彦さんのファシリテートにて
落合陽一さん、林真理子さん、勝間和代さん、茂木健一郎さんが登壇。

それぞれメディアで拝見したことがある著名な方ですが、
イメージが良い意味でひっくりかえるような内容。

みんなかしこすぎてな…

落合さん、勝間さんのお話は専門用語が難しい部分もありました。
突っ走り攻めた発言で場をあっためまくる茂木さん。
癖の強いメンバーを時間配分も考慮しながらうまくまとめて進行されていた日比野さんは、マイペースな印象を持っていたので意外。
ゆったりと親しみやすくわたしにとっていちばん伝わりやすい言葉を紡がれたのは林真理子さんでした。


だいたい「ウェルビーイング」がなんなのか?知らんまんま参加したわたし。

直訳すると「良い 状態」で、
こころ、からだ、社会とのつながりが
良い状態であること、のような意味だそうです。

幸せとは
物質的な豊かさや、他人の評価や価値観とは関係ないところで感じることができる。

常々「幸せって単に気分がいいってことやな」と思っていましたが、
まさにそこにつながる腑に落ちる話を
データや研究結果を交えて語っていく場面がありました。

自分と周りが幸せで社会とうまく付き合うこと。
難しいようで、ごくシンプルなことなのかも。


講座
匠の技ってナンヤローネ?


挾土 秀平さん、羽生 善治さん、日比野 克彦さん、茂木 健一郎さん

お会いしてみたかった羽生善治先生は、やはり座ってみえるだけで器の大きさがわかる佇まいでした。
尊敬は感じるけど、相手を萎縮はさせない。そんな物腰の柔らかさが心地よかったです。

会場に奥様の羽生理恵さんがいらして少しマイクを向けられる場面があり、
ご夫婦(とペットのウサギちゃんたちも!)のファンなので嬉しかったです!


講座
郷土の魅力ってナンヤローネ?


挾土 秀平さん、真木 太郎さん、茂木 健一郎さん、やすみ りえさん


飛騨高山の素晴らしさと、それだけに止まらずもっと良くなるところも指摘して
一般参加者も議論に加わりながらタウンミーティングのように進みました。

挟土秀平親方は躊躇いつつ問題提起もされていましたが、
軽快な茂木さんが重さを取り除きトークに昇華させてくださり
観光客が「わあすごい」と言う景観保存地区、
そこで職人目線だと気づくハリボテ感のある部分にも厳しい言及がありました。

わたしもマイクを向けられびっくりしましたが、
親族の家が景観保存地区で建て直しをしたことがあり、その経験を少し話させていただきました。

景観保存のために「家の道路側の色はこの中から選んでね」というお願いはあるけど、
材質や技法、塗料についての縛りはないので、
「昔ながらっぽく塗ってある」でお茶を濁している建造物も正直あちこちにあります。

理想をいえばホンモノであることがいいのでしょうが、
経済や利便性も考えバランスをとりながら現状になっている。どれにも理由があります。

本物の職人が腕をふるい続けられる町であることで
その価値がわかる方が集まるという意味での観光や経済が盛り上がればと。
持続的な仕組みがないものかなと感じました。

映画の撮影で滞在中の南果歩さんが参加されていて、
町並みに感動されたと飛騨高山の印象を聞くことができました。
突き詰めればキリがないけれど、
戦争が終わるのが数日ズレたら失われていたこの町並みが現存しているのは確かな事実。
まずはそこの価値を愛したいな。



高山の町並みが好きで、でもその外の人間であるわたしが常々、
勝手に思っとることがいくつかあります。
無責任な現状を知らない者の考えですが書いてみます。


☆朝顔、ヘブンリーブルーでなく日本の品種にならんかなということ。

☆景観保存で配られる鉢植えが
西洋園芸種でなく、飛騨にある山野草では難しいのかな。
プラスチックの鉢植えはかえって景観を落とさないかなということ。

☆町並みの七夕飾りのプラスチックや蛍光色を減らし、
和紙や自然から取り出した色や飾りを増やせないかなということ。

☆「飛騨産のお土産物」が並ぶ比率がもっともっとあがるといいなということ。


あ、これ本物だ。
だって、飛騨高山だからね。

そんな町でいられたらすてきやなと思います。


内を知るわけでも行動を起こせる立場でもないので、
無責任にここに書くだけですいません。

ただ「ダメや!」ではなく、
ここ、もっと良くなるかも!の優しい伝え方があってはじめて
協力や前向きな行動につながると思う。
何か思ったらそういう言葉を使うようにしていきたいです。


終わって帰ってすぐ大相撲千秋楽に夢中やったので感想おそなりました。
考えさせられる内容の多かった講座。
参加してみてよかったです!


ウェルビーイング、おぼえたぞ。
周りの小さい半径から、やっていこうと思いました。



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